はじめまして💐

趣味でやってるフルート・バスフルートが好きすぎて、とうとう、ネットショップを構えました。

 

私は、京都の某芸大に入り、染織テキスタイルを学びましたが、自分には才能があまりないことを早々に認識し、その業界には入らず、介護士として20数年働いてきました。

 

2022年、フルートフェスティバルin奈良にバスフルートとして参加をし、そこで知り合ったお友達とその後、トリオのアンサンブルをするようになり、そこで、どうしても、立ったままバスフルートを吹かないといけない状況が出てきました。

 

何かいい案がないかと思い、バスフルート立奏サポートというものを作りました。

 

ある時、Twitterで、それを無料で配ります!と宣言した時に連絡をくださったプロのフルーティストさんが、『ぜひ、これは商品化するべき』だと助言をしてくださり、重い腰をあげて、このサポートを商品化しました。

 

約10名のバスフルート奏者様(プロ・アマ含め)がご注文をくださり、SNSでもたくさんの人が反応を示してくださいました。

 

しかしながら、ターゲットとなる、『バスフルート奏者』さんというのは、絶対数が限られているため、商売にはなりません。

 

話は遡り、コロナ前にある日、フルートのレッスンに自分で作ったフルートバッグを持って行った時、先生が『すごいいいやん!どうやってつくったん?!どれくらい時間かかったん!!?なんぼくらいでできるん?!』などなど矢継ぎ早に質問され、えらい気に入ってくださり、挙げ句の果てには『フェスティバルで売りたいなぁ!』と。

 

でも、その頃の私はその気力が全然なく、『はぁ、、そうですねえ』と気のない返事をしていました。

 

しかし、バスフルート立奏サポートを売り出してから、『そうや、フルートバッグを売ってみようかな』とようやく乗り気になり、現在に至るのであります。

 

学生時代に学んだ染織テキスタイルが今になってとても活きてきており、布の性質や織り方、色味の組み合わせや、商品としての製作スキルなど全ての面において、学生時代は無駄じゃなかったと感じているのです。

 

私の友人は『人生に無駄なことってないんやで』と言います。その意味がやっとわかった気がしました。

 

とりとめもない話ですが、

市場に溢れている安くて大量生産されている商品を手に取るのであれば、ハンドメイドではありますが、ぜひ、『あなたにちょうどいいサイズの』『楽に持てる』『おしゃれな』そんな商品を手に取っていただけたら、と思います。こんな世の中だからこそ、『個』を大切にしていきたいのです。

 

 

毎日オーダーメイドのご依頼がある中で、何気ないオーダーや要求でも、それは、消費者のニーズを代弁してくださっているように私には聞こえます。

小さな要望を最大限に受け止め、新しい良い商品作りに繋げていきたい、また、フルート界にそういった流れができたらいいなぁ、と思います。

 

そこからまた、フルート人口が増えたらもっと私は嬉しいのです。